10月の総社吉備路文化館の空と融合する美観
書道と日々
10月後半、隙間時間に急遽岡山へ向かう
目的は、誠にお世話になっている先生の個展である
都内から✈を使い、目的地までは約5時間余り
最寄り駅からこの日の目的地周辺は思いもよらず、
想像をはるかに超えた静謐で神秘的な空間を目の当たりにする
悠久の歴史と文化が長い期間で構築され、風土にじみ出ていることは一目瞭然、
ここは遺跡群の宝庫であり、当方の目の前で遺跡の発掘調査※は淡々と行われていた
※史跡備中国分尼寺跡(聖武天皇の時代の跡)
この環境が汚れ無き異空間と思えるのは、当方の日常がそう思わせるのだろう
この日この時この場所に我・アオサギ・蟷螂・飛蝗・柿・・・
森の小径を抜けた先に、ただ一軒建つ腕の立つ蕎麦屋(時間限定)で小休止とする
最後の蝉鳴く夏日のこの日、遺跡の発掘関係者が昼寝をされていた
数時間後に直帰とは、名残惜しい限りである
そういえば、駅から地元タクシーの運転手に会場名を伝えれば、他の運転手もあまり訪れたことがないという。その場所の目的と先生の名前をお伝えした途端、知らぬ者はいないと、今度個人で訪れたいとしみじみ語っていたのが印象的だった
行かずして後悔しなくて良かったと思える程
心身を動かす力を持つ時
本当に必要な者だけが辿りつく場所がある
派手さはなくとも静かで深く穏やかで、しかし何かが息づいている
美しく穢れなき場所に身を委ねて崇高な書作品を拝む一日を新たな記憶に留める
今後も、書作品と共に言葉に出来ぬ魅力に出会いたい
目的の鑑賞の想いや作品は、訪れた方々に初見で感じていただきたいので割愛
企画展 文化功労者 髙木聖雨~魅せる書の歩み~
期間 2025年11月16日迄 月曜休館
時間 9時~17時(入館16時30分迄) 入館無料
場所 総社吉備路文化館
※御来訪の際は上記HPにてご確認ください
備中国分寺五重塔(奈良時代に創建されたものを1844年頃再建)※国指定重要文化財
一帯は前方後円墳も配する遺跡の宝庫地帯
一見先行き不透明な森を抜けた先に知る人ぞ知る隠れ家の蕎麦(紹介に感謝)
